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ようこそ不思議人 imuruta の世界 < 月下の道 >へ

imuruta  dream  4

​そしてあるいは 32の詩の世界

​いちょうの枝払いが終わるとハンニバルの街路は

裸木がまばらに立ち並ぶ 月の林と変わる

きみは踝まである素白のコートを着て

ぼくは踵まである漆黒のマントを羽織って

深夜 一本いっぽんの木に気ままに命名しながら歩いて行く

imuruta dream

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